2019年1月29日火曜日

アーユルヴェーダ的 風の強い日の過ごしかた


空に向かって、背筋を正して、凛と立っている。
冬の木は潔い。

風が強い日は、
こまめに休もう


このところ、風が強い日が多いですね。
我が家はマンションの5階ということもあるのか、
窓を閉め切った家の中にいても
ゴーゴーという吹き荒れる風の音が聞こえます。

こういう日は、いつも
「風が強く吹く日は、ヴァータが乱れる」
というアーユルヴェーダの知恵を思い出します。

人の性質・体質は3つの要素でつくられている、というのが、
アーユルヴェーダの考え方だそうです。

その3要素とは、

1)ヴァータ(空、風)=活動のエネルギー
2)ピッタ(火、少しの水)=燃焼のエネルギー
3)カパ(水、土)=滋養のエネルギー

です。

どの要素を多く持っているか、
その割合は人それぞれ違っていて、
各々の個性をつくりだしているそう。
その持って生まれた3つの要素のバランスが崩れた時、
人は不調や病気になったりするとか。
(もっとも、刺激やストレスが多い現代生活の中では、
バランスをまったく崩さない人はほぼいない、とも聞いています。)

風があまりにも強い日は、わたしの中のヴァータが
じわじわと増えていくのを感じます。
(このようにヴァータが増悪することを
「ヴァータが乱れる」というのだそうです。)
こうしてヴァータが乱れると、
ささいなことで不安になり、心配、落ち着かない、
悲しい、いらだつ、頭痛……など不快な状態になります。
強風に煽られて、フラフラになっているような感じですね。

こんなフラフラ状態が続くと、
とても疲れてしまってイヤですよね!
なので、わたしは自分のヴァータの乱れに気がついたら、
足元を暖めたり、温かい飲み物を飲んだり、
消化のいい食事を少なめに摂ったり、
こまめに休み、できるだけ無理を避けたり、
好きな香りを嗅いだり、
半身浴をしたり、早寝をしたりします。

いつも以上に自分にやさしくしてあげると、
だんだん落ち着いてきて、
自分の中の風(ヴァータ)が鎮まっていくのを感じます。

でも、こうした自分ケアができないでいると、
すぐに食べ過ぎ、胃もたれ、不眠、便秘、心の落ち込み、
引きこもり……などが起こってきて、体調不良へまっしぐらです。
上記の症状はカパの乱れ(増悪)によって起こるものとか。

ヴァータが増えすぎると、それを抑えようとして、
カパを増やす行為を自然としてしまうそうです。
(不安を紛らわすために、いっぱい食べてしまう、など。)
ヴァータが多い状態で、カパも増え過ぎたら、
本格的に調子を崩してしまうわけです。

なので、風が強い日は、できるだけ自分に
やさしくしてあげる日にしています。
オススメです。

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先ほど、ふと振り返ったら、
この西荻窪 朝ヨガを始めてから、
今年で3年が経とうしていました。
あっという間でもあり、
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