2018年5月10日木曜日

山登りは、ヨーガだなぁ



古来から伝わる、季節を表す方法の
七十二候では、明日5月11日は「みみず出る」日。
でも、豪雨や雷鳴とどろく日もあったりして、
みみずも土の中に頭を引っ込めそうですね。
(みみずに目や耳があるのか、という問題もありますが。
でも、ただならぬ気配を感じる力はありそうだし。)

先日のGW前半、お天気のよい日に
初めて陣馬山を登ってきました。
陣馬山は、東京のお山。高尾山のお隣です。
上の写真は、その登山口から少し入ったところ。

なぜか、初心者向きの気楽な山だと
思い込んでいたのですが、
なかなかどうして、厳しきお方、
いや、お山様でした。
見上げるような急勾配のところがいくつかあり、
足は痛みでガクンガクン、息は切れ切れ。
「この苦しみは、いつ終わるの!?」と
涙目にも……。
終盤には息が切れすぎて、
久しぶりに「肺が痛い」という状態を
味わいました。

でも、物ごとには必ず終わりがあるもの。
足の痛みがピークに達するか、という時、
ふっと目の前が開け、頂上に。
たどり着いた先では、絶景が出迎えてくれました。
まわりの山々の稜線が美しい!


いやー、写真では伝え切れないなぁ。
達成感をかみしめつつ、
頂上のお茶屋さんで、
山菜そばやコーヒーを味わうのも、
また楽しかったなー。

それにしても、山登りはヨーガに
似ていると感じます。
山登りでは、最初は美しい緑や
涼やかな渓流の水音、爽やかな空気など、
外側の環境に意識が向きますが、
山道が険しくなり、肉体が疲れてくるにつれ、
だんだんと足の運びだけに
集中するようになってきます。

先のことも、通り過ぎた道のことも
考える余裕はなくなり、
ひたすら、今この瞬間の一歩を
踏み出すことに集中している。
しかし、一方では、滑り落ちたり、
落下物に当たったりしないよう、
その瞬間のまわりの状況を素早く見極める
意識はしっかりと覚醒している。

まわりの状況はわかっているのだけれど、
今ここの自分に、意識はある。

山登りも、ヨーガも、こんな感覚になることがある、
という点で共通すると思うのです。
もっと厳しい山登りをした時に得られる感覚は、
より深くヨーガを極めていった時の体験と
重なるのでしょうな。

瞑想も「今ここ」の感覚を大切にしますよね。
だから、山登りは瞑想とも似ています。

ヨーガや瞑想について、
違う面から理解を深められるのも、
山登りの魅力だと感じました。

体を動かすと、心のモヤモヤがスッキリしますし、
頂上での達成感、解放感は、すばらしい。
帰りに温泉に浸かるのもとっても気持ちいい!
山登り、ハマりそうです。


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