2019年11月20日水曜日

西荻窪 朝ヨーガ12月の日程 & 筋肉をほぐして、体の奥から出てきたもの


床暖房&ブランケットLOVE!


腕の緊張から

呼吸まで浅くなり……


気がつけば、外は木枯らし。
ここ2か月ほど、めずらしく校閲の仕事で根を詰める日々が続き、
ようやく落ち着いた今、やっと我にかえった感じです。

ヨーガを集中してすることもなく、
朝から晩までずっとペンを握りしめて机に向かっていたので、
肩や腕が緊張して固まっていて、呼吸まですっかり浅くなるしまつ。

ここまできたら、自力でほぐすのは
かなり時間がかかりそうだったので、
人の手を借りることにして、
知り合いが教えてくれた整体に行ってきました。
腕回りをしっかりほぐす施術だと聞いたので、
今のわたしの状態を早く楽にしてくれるかしら、と。

事前情報通り、まず手から上に向かって、腕全体をじっくりと、
ツボ押しの感じでほぐしてくれました。
すぐに血が通ってポカポカに。そのあと、腕がふわりと軽くなり。
(施術は腕にとどまらず、腕のあとは足まで全身を
マッサージと指圧でほぐしてくれました。)

整体師さんいわく、わたしの腕の筋肉はアスリートみたいにパンパンに張り、
かたーくなっているとのこと。
もちろん、それはトレーニングの成果でもなんでもなく、
ひとえに長時間同じ姿勢をとりすぎているのと、長時間の緊張のせい。
腕の筋肉が固くなると、首肩の筋肉も引っ張られ、緊張してしまうとか。
すると、背中も固くなり、腰や足にもダメージが。
呼吸もしにくくなり、全身の血行が滞っていく
(そして、様々な不調→病気……というパターンです)。

その整体師さんは、長年の施術経験から、
腕をほぐすと全身のコリ(緊張)が早くほぐれる、
ということに気づき、実践されているようでした。

筋肉の表面の張りを除くと

奥から出てきたものは……


整体師さんは、わたしの腕をほぐしながら、
「この固さは数か月でなったものではなく、
もうずっと前の疲れが奥のほうにたまっていて、
凝り固まってしまった感じだなー」と、つぶやいていました。
それほど根深い凝りなのだとか。
表面の張りを取り除くと、奥からその疲れが出てきて、
腕が少しだるくなるかもしれない、とも。

整体師さんの予言(?)通り、
施術翌日は、腕のみならず、全身がだるく、軽い頭痛も
(なのに、体は軽いという不思議な感じ)。
そして、録画していた映画をぼんやり観ていると、
ハードワークでつらかった過去を思い出し、
なぜか涙が……。
施術当日の夜は、過去に関わりのあった人が登場し、
とてもネガティブな状況になるという夢も見ました。

全身すっきり! となった今、その状況はなんだったんだろう?
と思い返すと、先の整体師さんの言葉がふと思い浮かびました。
「表面の張りを取り除くと、奥からその疲れが出てくるかも」

出てきたのは、肉体的な疲れだけではなかったのかも。
筋肉がかつて緊張した、その時、その瞬間のわたしの思いまで
噴き出してきたのかも。
過去の筋肉の疲れが表れたのに連動して、
その当時の緊張や悲しみという記憶まで
脳が思い出したということ?

うーん、「筋肉も記憶している」という話を
どこかで聞いたこともありますし、
これは、あながちトンデモ説とは言えないかも!?
そして、今の自分の体感から言えるのは、
つらい気持ちがよみがえってきたからといって、
もう一度、そのつらさを味わっているだけではないということ。

たとえば、先の映画を観ながら涙した時、
つらい気持ちを思い出して、というのではなく、
その当時の自分がその時、精一杯がんばったことを
愛おしく思って、自然と泣けてきたのです。

言ってみれば、ネガティブな記憶の手放し、
デトックスなのだったと思います。
おかげで、今は心も体も軽々です!

そうそう、整体師さんは、わたしの体について、
「ほぐれるのはとても早い。素直な体ですね」
とも言ってくれました。
これはヨーガをはじめ、アーユルヴェータ的生活の心がけ、
漢方薬、各種養生法をほそぼそ続けているおかげかなって思います(てへ!)。

まあ、ヨーガや養生法が、大不調に陥るのを
踏みとどまらせてくれているということでもありますね。
これからは、日々の養生をもっと大切にしなくては、と
思いをあらたにしているところです。

それにしても、体って不思議ですね!




2019年12月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


気がつけば、今年最後の開催です!
血行をよくして、からだをポカポカに暖めて、
新しい年を迎える準備をしませんかー?


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年12月の日程

   12月1日(日)
 午前10時〜午前11時30分

*開始時間がまた変更になりました! 30分遅くなり、10時からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら









2019年10月17日木曜日

西荻窪 朝ヨーガ11月の日程が決まりました


猫に野性を

感じる時


2匹の猫と暮らすようになってから、
「野性」について考えることが増えました。

猫は、ぬいぐるみのようなかわいらしい風貌
だったり(猫好きにとっては特に)、
人間の身近にいる存在ということから、
つい忘れがちなのですが、野性溢れる動物なのですよね。
たとえば、窓の外の鳥を狙っている時のギラギラとした目の輝き、
引っ掻かれた時の痛みで思い知る爪の鋭さ、
大あくびした時に垣間見る尖った牙……、
それらを目撃するたびに、「野性」を感じて、
思わずドキドキする……と言うか、
畏怖の念を感じます。

彼らは、とてもかわいらしい表情や行動を見せてくれて、
わたしという人間に安らぎを与えてくれるし、愛情を抱かせる。
家族であり、友である……とすら思える。

その一面で、猫たちの野性を目の当たりにした時、
わたしという人間には、とうてい彼らを理解することは
できないように思える。
ましてや、彼らを家族と思う……彼らと同類だと思うことなんて、
おこがましいことのようにすら思える。
彼らを家の中に閉じ込め、狭い空間の中で生きることを
強いていることは、とても身勝手なことだと思ったりもする。
……こうした感情は、理屈でなく、わたしの中に自然とわきおこってくる。

(むろん、敵がいない家の中で安全に暮らし、
人間から餌をもらうことに慣れた猫たちを今さら外に解き放すことは、
もっと身勝手なことだとも、わかっているけれど。)

荒れ狂う台風を前に

思うこと


これと同じ思いがこみあげてきたのは、
荒れ狂う台風の光景に接した時。
わたしという人間には、猫の野性と同様、
自然を本当の意味で理解することができるのだろうか。

理解できない、ましてや飼いならす(コントロールする)ことなど、
とうていできないと肝に銘じて、
でも通じ合える瞬間があることを願いながら、
共に生きようと努力すること。
それがわたしに唯一できることかな、と思います。

うまく言葉にできないけれど、最近、野性=自然に関して、思うことです。

ところで、今しているヨーガの勉強は、
先人たちが人間の心と体について研究を積み重ね、
編み出した、人間を進化させる方法について。
人間の本能の部分をできる限りコントロールしていった末に、
より高度な人格をもった存在になれる、というもの
(と、今のわたしは理解しています)。
人間の本能もまた野性ですよね。
その野性をどれだけコントロールできるものなのか……。
ヨーガの勉強を極めていくと、それがわかるのでしょうか。

2019年11月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


冬将軍がやってくる!
血行をよくして、からだの内側からポカポカになって、
快適に過ごしましょう。


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年11月の日程

   11月3日(日)
 午前10時〜午前11時30分

*開始時間がまた変更になりました! 30分遅くなり、10時からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら











2019年9月22日日曜日

西荻窪 朝ヨーガ10月の日程が決まりました


久しぶりに、ヨーガマットを新調しました。
今回はピンクの蓮の花がいくつも散らばっているイラスト入り。
蓮の花の上でヨーガをしている気分になって、
より心地よい体験ができるかしら、と思って。

でも、実際にこのマットの上でヨーガをしても
私はずっと目を閉じているので、蓮の花は見えないのですが……、
まぁ脳内イメージは極楽浄土でのヨーガです。

このマットは、裏面は天然ゴム100%で床からすべりにくいです。
(表面はスエード調素材で肌触りがやさしく気持ちいい。)
そのほかの材料も有害な化学物質は含んでおらず、
自然界で分解される成分とか。
この点も選んだ理由のひとつです。

道具でヨーガ体験がそんなに左右されることはないかなーとも
思いますが、ヨーガの教典にも「ヨーガを行う場所は大切だ」と
記されていると聞きますし(なんでも「岩の上でアーサナをすると
病気になることもある」とか)、環境にも自分にもやさしい
マットのほうが気分がいいですものね。

気分がいいって、けっこう大切なことではないかなって、
最近思っています。

2019年10月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


朝が爽やかな季節になりました。
朝ヨーガで気分をよくして、
快適な1日を過ごしましょう!


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年10月の日程

   10月6日(日)
 午前10時〜午前11時30分

*開始時間がまた変更になりました! 30分遅くなり、10時からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら




2019年8月17日土曜日

筋肉は使わないと存在しなくなるらしい &    西荻窪 朝ヨーガ9月の日程


猫たちを迎えてから、楽しいことばかりなのですが、
ひとつ残念なのはアロマディフューザーを使えなくなったこと。
猫の体にとって精油の成分は強すぎるようで、
猫がいる部屋でアロマディフューザーを使い続けると
内臓にダメージを与えてしまうかもしれないとか。

その代わり、時々、お香を焚いています。
(お香にも植物の天然成分が含まれていますが、
短時間で終わる線香タイプなので、猫たちにも大丈夫かな、と。)
写真は「三室戸の蓮」という名前のお香。
甘さの中にすっきりとした爽やかさがあって、
ひととき暑さを忘れさせてくれます。
京都の薫玉堂のものです。

使わないと
存在しないことになる?


先日、リフレクソロジーに行って、
セラピストさんからこんな話を聞きました。

あまり使わない筋肉は意識することがないため、
脳にとって「存在しない」ことになってしまう、というのです。

現実には「ある」のに、「存在しない」!?

それで、その筋肉はどうなるのかというと、
脳はその筋肉に充分な血を送ったり、
神経を通わせるという指令を出さない。
すると、その筋肉は固まってしまい、動かしにくくなり、
不快な凝りや痛みの原因になる。
また、血液には細胞に栄養やホルモン、酸素を送る、
老廃物を排出するため内臓に運ぶ、
殺菌や免疫作用という役割があるため、
一部分でも血行が滞ることで、
それらが適切に機能しなくなり、
病気になってしまうことも……。

体を動かさないと血行不良になる、ということは、
もちろん知っていましたが、
動かない筋肉を「脳が存在しないことにしてしまう」
という見方は、なんだか新鮮で、印象に残りました。

体(筋肉)を快適な状態にするためには、
上記の逆を行えばいいのですね。
つまり、ふだんあまり意識していない筋肉を意識して動かしてみる。

わたしの場合、肩甲骨の内側の筋肉(菱形筋/りょうけいきん)を
意識して使っていないみたい……。
菱形筋は肩甲骨を背骨側に引き寄せる働きをするので、
充分に動いていないと、猫背や巻き肩になり、肺を圧迫します。
呼吸が浅くなり、酸欠状態になって、
肩こりや頭痛などの原因になったりするようです。

背中がポカポカ、ゆるゆるで、
呼吸が楽になった!


そこで、ヨーガのアーサナをする時、この菱形筋を特に意識してみました。
(腰ひねり、ねじりのポーズなどが意識しやすかったです。)
また、加えて肩甲骨を思い切り寄せるストレッチもしてみたら……

速攻で、背中がポッカポカ、ゆるゆるになりました!

オドロキです。
いつもと同じヨーガのアーサナをしたのに(ストレッチも加えましたが)、
一気に血流がよくなり、背中が緩んだことをいつも以上に実感しました。
呼吸が楽になり、体が軽くなって、いい気分……。

もちろん、アーサナが終えた後はいつも体全体が緩み、
いい気分になるのですが、
この時は本当に背中の緩みが劇的で、格別に気持ちよかったです。

これが「意識する」ことの効果なのか!

ヨーガのアーサナをする時、
「今、起こっている体の中の感覚を意識する」ことが大切と教えられ、
自分でもそれを実践してきたつもりだったのですが……。
身体のあちこちを意識しようとするより、
1点集中したほうがより早く強く効果を感じるのかもしれませんね。

いやー、脳も含め、体は興味深いですね!

2019年9月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


ふだんあまり使わない筋肉を
ここぞっ!と動かしてみませんか。
爽快ですよー。


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年9月の日程

    9月1日(日)
 午前9時30分〜午前11時

*開始時間が変更になりました! 30分早まり、9:30からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら




2019年7月30日火曜日

土用は、ウナギではなく、白砂糖断ちがオススメ??

あちい……。


梅雨が明けましたねー!
連日ジリジリと真夏の太陽が照り輝き、
気温30度越えは当たり前になりました。

ですが、なぜかわたしは
少し前の長梅雨シーズンより元気。
あのジメジメと蒸し暑い時期は、
体が重たくて仕方ありませんでした。
ボーッとした頭で何ごとも集中して考えられず、
気がつけば甘いお菓子や飲み物なぞに手が伸び……。
すると体が冷えて(お砂糖は体を冷やしますもの)、
さらに重たーくなり、またボーッとして、お菓子に……。
体調は悪化の一途。魔の連鎖にハマっていました。

ところが、今週に入って梅雨明けとなったとたん、
わたしにも何か「明けた」感が訪れ、なぜだか元気に。
これまでは、いったい何が起こっていたんだろう……? と、
いろいろ考えたみたら、ふと、
「土用」とキーワードを思いつきました。

1年には4回、
消化器の毒出しがある


土用とは日本の古い暦の言葉で、
立春(2月3日ごろ)、立夏(5月5日ごろ)、
立秋(8月8日ごろ)、立冬(11月8日ごろ)の
直前18日間ずつを指します。
いわゆる季節の変わり目ですね。

冷えとり健康法の本『これが本当の「冷えとり」の手引書』
(進藤義晴、進藤幸恵/著 PHP研究所/刊)によれば、
このころは「消化器の毒出し時期」だそう。

前の季節に一生懸命働き続けた胃や膵臓が、
次の季節に備え、この土用の時期に疲労物質などの毒素を
体外に排出しようとするのだとか。
日ごろから食べ過ぎなどで消化器を大事にしていないと、
どうやらこの時期、毒気に負けて体調を崩してしまうようなのです。
その症状は「風邪、発熱、下痢、嘔吐、胃痛、食欲不振、倦怠感など」。

うーむ。
今年は7月20日(土)に夏の土用入り、
8月7日(水)に夏の土用明け。
わたしの場合、6月半ばから不調がはじまっていたけれど、
たしかに体調悪化のピークは7月中旬から先週いっぱいだった……。
土用の時期に当てはまります。

でも、上記の症状は倦怠感以外、それほど当てはまらないなぁ
と思っていたら、上記の本には、こんな記述も。
「消化器は何ともなく、心臓や腎臓に症状が出ることもあります。」
「消化器の毒が心臓や腎臓へ送られて起きるもの」
「心臓は、高血圧、脳溢血、脳血栓などといった
血管系統のほうに症状がでたりします。
肩や腕(左側が多い)の痛み、しびれなどは、
消化器と心臓の毒が送られて起こります。」
「腎臓にいった毒は、鼻や耳、腰椎(ギックリ腰)など
関わりの深い部位に送られて症状が出たりします。
中耳炎、耳鳴り、難聴、鼻血などはこのために起こります。」

おお。
この間まで、肩と背中の左側が痛かった!
腰も重だるかったし、耳鳴りもしたし、鼻水もよく出た……。
わたしの場合、心臓や腎臓に毒が送られた可能性が高いなぁ。

気がついたら修正! を
繰り返して、自分をいたわる


まだ土用の時期は過ぎていないので、
わたしの体調悪化と、今週からの急の復活が、
土用の時期と本当に因果関係があるのかどうかは
わかりませんが……。

体調の悪さにどうにも飽き飽きして、
先週あたりから(土用の入りとほぼ重なりますね)、
普段より意志をかたくして、
白砂糖断ちと少食、食事はよく噛む、
を実行してみたことも
体調を上向きにした一因かもしれません。
(上記の冷えとり健康法の本にも、
この土用の時期は食べ過ぎないで、
冷えとりをして体をいたわって過ごすようにすると
いいとあります。)

日ごろから、ヨーガで心身を整えているつもりなのですが、
知らず知らず、食べ過ぎたり、足元を冷やしたり、
夜更かししたり、いろいろ気に病んだりして、
少しずつ心身に歪みを生じさせていたようです。

これからも「気がついたら修正!」を繰り返して、
少しずつでも進化して、
いつか土用にも揺らがない自分になりたいものです!

まずは、残りの夏の土用を健やかに乗り切るぞー。
(と、白砂糖いっぱいの甘いものの代わりに、
ドライなつめをかじりながら。
なつめの実は疲労回復、リラックス、美肌などの効果、
胃腸虚弱や貧血の改善も期待できるそうですよー。)

甘いものといえば、調子を崩す前に
よくタピオカミルクティーを飲んでいたのですが、
あれはとっても体を冷やす&重くしますねー!
(とっても甘くて冷たいし、モチモチのタピオカたっぷりだから!)
飲まなくなったことも体調上向きの一因……?
今や繁華街には5歩歩けばタピオカミルクティー店があって、
誘惑激しいのですが……。

やっとエアコンつけてくれたヨー。


今週末の西荻窪 朝ヨーガ
募集中です!


西荻窪 朝ヨーガで、
土用を健やかに乗り切りましょうー!

●ヨーガ教室開催中です!

☆西荻窪 日曜朝ヨーガ
*毎月2回開催
JR西荻窪駅下車 徒歩5分)
 
◎ 2019年8月の日程
 8月4日(日)
→くわしくはこちら

☆京王堀之内 金曜朝ヨーガ
*週1回開催
*月謝制

*場所:ヴェルデ秋葉台
(京王線京王堀之内駅下車 徒歩3分)
☆新規会員さんを絶賛募集中!
→くわしくはこちら








2019年7月18日木曜日

自律神経を整えるコツは「人とあまり関わらない」& 8月 西荻窪 朝ヨーガ 日程


ボク(猫でーす)とは、いっぱい関わって♡

「仲間」は実は
あなたの自律神経を乱す?


先日、小林弘幸さんというお医者さんの著書
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』を
読みました。

この本によると、自律神経を整えるためには
上手に休むことが効果的だそう。
休日にゴロゴロするとか寝だめするとかでは
休んだことにならず、
上手に休息をとるにはコツがあるとのこと。
同書では、そのコツがいろいろ紹介されているのですが、
そのひとつにちょっとハッとさせられたのです。

そのコツとは、「つるまない」。
つまり「人とあまり関わるな」ということらしい。
(全然ではなく、必要以上に関わらない、ということかしら。)

著者の小林先生は、同書の中で
「つるむことによって、余計な人間関係のストレスを
増やしてしまうからです。」
「誰かとつるんでいるとき、その人は
『自分と同じようなレベルの仲間がほしい』と考えます。
そして、そのレベルよりも低い人間を見下し、
高い人間を引きずり下ろそうとします。」
「ジェラシーや怒り、妬み、嫉みという感情が
自律神経をひどく乱す原因になることは
私の実験でもわかっています。」
「最初から『仲間がほしい』などと考えないことです。」
と書いています。

ただし、この本の対象は主にビジネスパーソンらしく、
小林先生は前提として、
「仕事場においては誰ともつるまないのがいいと思っています」
とも書いています。
でも、「仲間」という関係性が生まれるのは
仕事場に限ったことではないので、
上記の文章はほかの場面にも当てはまりそうです。

自分からは話さない。
これもコツ


ほかにも「わざわざ余計なことを言わない」もコツ、と。
余計なこととは、主に社交辞令のことのようです。
小林先生は仕事関係者との飲食の席では
「話を振られたら気持ちよく対応します。
しかし、自分から話の口火は切りません。」
「余計なことを言ってしまう可能性があるからです。」
「なにかやらなければならないことが発生するのは、
誰かがそれに関しての口火を切るからです。」
「『余計なことを言う」=『余計なことをしなくてはならなくなる』
=『ストレスが増える』」とも。

これらを読んで、思わず「ほへーっ!」と
(心の中で)うなりました。
「絆が大事」とか「人はひとりでは生きられない」
という価値観がわたしの中でも「正しい」と浸透していたので、
目を開かされた感じがしたのです。

でも、よく考えれば、ストレスのほとんどは
人間関係から生まれるわけだし、
そのストレスが自律神経を乱すのなら、
自律神経を整えるためには人と関わらないようにするのが
早道なのは当たり前と言えます。

ヨーガ修行の心得とも
共通点が


わたしが「ほへーっ!」とうなった理由は、もうひとつあります。
今、オンラインでヨーガの勉強をしていますが、
先日、ハタ・ヨーガのいくつかの文献から
「ヨーガ修行の前提条件」
(ヨーガを修行をはじめるにあたって、やるべきこと、避けるべきこと)
を学んだのです。

その中で必ず挙がっていたのが、
「人とあまり関わらない」ことでした。

「社交を避ける」「友情も敵意もなるべく避ける」
「名誉、称賛を求めない」「しゃべり過ぎない」
「他者に期待しない」……など表現は様々ですが。

ヨーガの文献と同じことを言っている! ということで、
小林先生の本に「ほへーっ!」となったわけです。

ヨーガ文献が、なぜ「人との関わりを避けよ」
と言っているかというと、
人と関わることで自分の中にネガティブな感情
(妬み、僻み、傲慢、自己嫌悪……などなど)が生まれ、
それにとらわれることで、ヨーガの修行に注ぐエネルギーが
削がれてしまう、からのよう。
また、人と関わると俗世のいろいろな用事ができ、
ヨーガの修行にあてる時間がなくなってしまうから
というのもある……。

ヨーガ修行の最終目的は「カイヴァリヤ」
(=解脱)に行き着くこと。
その時、人は最も高い人格、
心身の絶対的平安の境地にまで高まっているとのこと。
どうやら、最高の進化を遂げることと、
自律神経を整えることは密接に繋がっていると言えそうですね。
(もっとも、ヨーガの修行とは「自律神経を整える」どころではなく、
「自律神経を自在にコントロールする」ことを目指すようなのですが……。)

でも、忘れてはいけない
こともある


小林先生の本ではまた「感謝を忘れない」ことも
コツのひとつとして挙げられています。
親や、日ごろから自分を支えてくれたり応援してくれる人たちへの感謝。
うれしいことがあったら、それを与えてくれた人にも感謝。

ということは、すべての人をきらって、なるべく避けろ、
ということではない。
ネガティブな感情を生みそうなシチュエーションを避ける、
ということなのですね。

ヨーガ修行の場合は、何をおいても「修行を最優先にすべし」なため、
もっとストイックに人を避けることを勧めていると思いますので、
そこらへんは「同じ」とは言えなさそうです。
(ヨーガ修行は、最終的には、山奥の洞窟に閉じこもって
瞑想することが理想のようです。
そうでもしなければ、なかなか解脱にまでは行き着かないのかも。)

同時期に、ふたつの方向から、
人間関係について考える機会を与えられました。
俗世の街中に生きる身で、
ことさら強い意志の力を持たないわたしですが、
自律神経は整えたいし、
解脱に少しばかりでも近づきたい。

意識してひとりの時間を持つこと、
ひとりでいることに引け目を持たないこと、
口数を少なくする、
から実践しようか、と思っています。

小林先生の本には、ほかに「こまめに水を飲む」
「お皿を洗う」などの自律神経を整えるコツが紹介されていて、
興味深かったです。
気軽にはじめられそうなことばかりで、やる気がわいてきます。
読むだけで自律神経が整うかも?

ヨーガ修行の前提条件もほかにいろいろあり、これも面白いです。
ヨーガの修行をしなくても、安定した心で生きる参考になりそう。
別の機会でまた触れたいなぁ。

2019年8月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


自律神経を整えるには、
もちろんポーズと呼吸法も効果的でーす。


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年8月の日程

    8月4日(日)
 午前9時30分〜午前11時

*開始時間が変更になりました! 30分早まり、9:30からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら








2019年7月3日水曜日

わたしたちの世界は妄想でできているのか?


ホモ・サピエンスは
なぜ地上最強の動物なのか


先日参加した穂高でのヨーガワークショップでは、
『ヨーガ・スートラ』を中心に、
インドに伝わる確かな文献をもとに
ヨーガの知識をいろいろ学びました。

何度参加しても、毎回発見と感動があり、
一生かかっても、わたしには理解しきれそうにない、
深遠な知識だなー、と呆然としてしまいます。

その本筋のヨーガの話はもちろん興味深いのですが、
一見、ヨーガとは関係ないような
(でも、たぶん裏側や根っこではつながっている)
講師の先生の雑談的お話が、またとても面白いです。

今回、特に印象に残ったのが、
ホモ・サピエンスがなぜ食物連鎖の頂点に立ち、
繁栄を極めているのか……? についてのお話。

人類はホモ・サピエンスのほかに、ネアンデルタール人など
何種もいたはずなのに、なぜホモ・サピエンスだけが生き残ったのか。

この世界にはこれまでも、今も、多種多様な生物が存在しているのに、
なぜホモ・サピエンスが地上最強の動物にのし上がったのか。

わたしたちの世界は
みんな妄想なのか……?


そう、これは、かのベストセラー『サピエンス全史』のテーマ。
講師の先生が同書をオススメしつつ、
内容を紹介してくださったのです。

ホモ・サピエンスに関する、上記のなぜ? を解く鍵は、
簡単に言ってしまうと「妄想力」だそう。

ホモ・サピエンスは、ある時点で、
目の前にないものを想像(創造)する力
=妄想する能力を身につけた、という。
そして、それをまわりに伝え、
まわりの人同士で共有することで、
その妄想は強力なものとなった。
(この過程には、どうやら「言葉の獲得」が
大きく関わっているらしい。)

この妄想力が、ホモ・サピエンスと、
そのほかの生物との違いを決定的にしたようです。

人々の強力な妄想力は、やがて国家や国民というものを生み出し、
さらに、農業や工業、貨幣経済、テクノロジーなどを生み、
文明へと発展した……。
ホモ・サピエンスは、ほかの生物が住む世界とは
大きく違う世界/文明を構築した。

『サピエンス全史』では、わたしたちホモ・サピエンスが築いてきた、
この文明は「虚構」で成り立っている、と論じています。
妄想力で創造した仕組み=虚構(=思い込み?)
ということなんでしょうか。
(まだ全部読み終わっていないので、予想なのですが……。)

深遠なる(と思っている)ヨーガの知識も
ホモ・サピエンスの妄想力から生まれたものなんですね……。

AIと遺伝子操作で
ヨーガの目的達成……⁉︎


講師の先生は、さらに、ヨーガの道の最終目的
=高度な人格の統合(絶対的な心身の安定/
人類の最高の進化)は、
「ヨーガの修行ではなく、AIと遺伝子研究・操作によって
達成される未来がやってくる」とも。
しかも、ヨーガの修行を成し遂げるのはかなり困難だけれど、
AIと遺伝子研究・操作を利用してなら、
誰でも簡単に最終目的に到達できるのではないか、と。

今、ヨーガの深遠なる知識に感動している身としては、
なんだかガッカリのような……。
ただ、講師の先生はさらに続けて「これでなくてはダメ、
という思い込み=執着は捨てて、
いろいろな情報をキャッチして、有益かを判断し、
自分の成長に役立てていくことが肝要」
というようなこともおっしゃっていました。
「これからは、今まで隠されていた情報が
オープンになる時代だからね」とも。

「よりよく成長する」というのは、
わたしにとっても望ましいことなので、
それに役立つものは、不要なこだわりは捨てて
どんどん取り入れていきたいもの、と思い直しました。

そのためには、まず自分の心身を心地よい状態に
保っておくことが大切なのかな、と。
心身がクリアだと、直感が働きやすくなって
情報の選択も楽にできそうだし、
情報の吸収(インプット)、
利用や伝達(アウトプット)もスムーズになりそう。

ということで、心身をよい状態にしていくため、
引き続き、ヨーガには励んでいこうと思います!

それにしても、わたしたちの未来を変えるという
AIや遺伝子研究=テクノロジーも、
結局は妄想=虚構なんですよね……。
ここらへんは、『サピエンス全史』の続編の
『ホモ・デウス』に詳しいのかしら。




ネコ科の生き物たちと、
妄想を共有することはできないのかしら……?
(ヨーガマットは共有しているけれど。)

2019年7月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


今週末、7/7の七夕 朝ヨーガ開催!
直前募集中です。


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年7月の日程

    7月7日(日)
 午前9時30分〜午前11時

*開始時間が変更になりました! 30分早まり、9:30からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら












2019年6月19日水曜日

心の性質を知るとラクになる & 西荻 朝ヨーガ7月の日程


先日、久しぶりに長野・穂高養生園での
ヨーガワークショップ合宿に参加してきました。
インドとタイに拠点を置く、ヨーガ研究者の
相方ひろし先生&ひで子先生主催です。
森の中の木のホールでのアーサナやプラーナヤーマは
気持ちよかったなぁ。
鳥の声を聞きながらだと、レクチャーの内容も
素直に頭の中に入ってくる感じでした。

人の心は、
もともとネガティブなもの


今回もいろいろ学びが多かったです。

たとえば、人間の心は、もともとネガティブな方向に向かう
性質を持っている、ということ。

そう、何かをする時に「どうせうまくいきっこない」と怖くなったり、
幸せそうな人を見ると「不幸になればいい」と思ったりする、
あのダークな心。
それはあたかもコンピュータの初期不良のようなもので、
心がそう動くのは、ごく自然なことなのだとか。

なぜかといえば、そうすることで
心は自分(自我)を守っているのだそう。
恐れを抱くことで、未来にやってくるかもしれない衝撃に備えたり、
人を貶めることで自分の価値が低くなるのを食い止めようとしたり……。

ヨーガでは、人間の心は本来そういうものだということを
理解したうえで、意識して逆の方向に考えていきます。
「うまくいかない」→「大丈夫」、
「不幸になれ」→「よかったね」。
ネガティブな思いが湧いたら、繰り返し、繰り返し。
根気強く行うトレーニングです。
(もちろん、それだけでなく、
アシュターンガ・ヨーガを実践するなどして、
生活習慣や身辺の環境、食生活を整えたり、体を健康にしたり、
神経系を鍛えることも同時にしていきます。)

こうして自分の初期化→最適化を繰り返していくことで、
やがて心は落ち着いて、葛藤のない状態になり、
いつも幸せかつ平安な境地に至るという……。

「わたしがいけない」ではなく、
心が自然な動きをしているだけ


ヨーガのゴールである高い境地を目指すこととは違う次元ですが、
心のもともとの性質を「知っている」ことは
人生を少しラクにする気がします。

そう思うわたしがいけない、のではなく、
心が自然な動きをしているだけ、と考える。
(もっといえば、ヨーガでは、「心」も
肉体と同じようにひとつの機能/器官と考えて、
心と「本来のわたし」を切り離して見ます。
本来のわたしは、心や肉体の動きを
「ただ見ている」存在と考えます。
ここらへんになると哲学的かつ、
ヒンドゥー教の要素を帯びてきますね。)

そして、わたしはその心の動きを軌道修正することもできる。
時間はかかるけれど、根気強く励めば、やがて平安な境地が待っている。
そう思うと、なんだかほっとします。

それにしても、勉強すればするほど、
ヨーガ哲学の人間への鋭い洞察には驚かされます。
そのヨーガがゴールと定める「カイヴァリヤ」
(絶対的自由の境地)って、どんな感じなんだろうー!

2019年7月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


体調がいいと、ネガティブな心の軌道修正も
ラクにできるらしいです。
まずはポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラーナヤーマ)で
体と神経系を整えるところからはじめませんかー?


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年6月の日程


    6月2日(日) 終了しました
    6月30日(日) 募集中です!
 午前9時30分〜午前11時

◎2019年7月の日程


    7月7日(日)
 午前9時30分〜午前11時

*開始時間が変更になりました! 30分早まり、9:30からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


*フィルターをご使用の場合、上記アドレスから返信を受け取れるように
設定をお願いいたします。

→くわしくはこちら