2017年6月27日火曜日

ナチュロパシー 〜自然にあるものを使って、自分の中の自然を取り戻す


春に苗を植えたキャベツが見事に育ちました!
このうつくしい葉の巻っぷり……うっとりです。
(もちろん収穫して、おいしくいただきました!)


先日、インド人のお医者さんによる
自然療法(ナチュロパシー)の講座を
受けてきました。

ナチュロパシーとは、
もともと自然界にあるものを使って
自己治癒力を高めることで、
心身の不調を改善していく方法のこと。

ナチュロパシーには、
人間も含め自然界のすべては、
自然の摂理に従って成立している、
という考え方がベースにあるようです。

しかし、人間はその知性ゆえに、
自然の摂理から外れた行動をしてしまう。
一方で、人間の体は自然由来のものなので、
自然の摂理から外れるとバランスが崩れ、
その結果、病気になってしまう……。

そこで、ナチュロパシーは
体を再び自然の摂理に従わせていきます。

そのための重要な治療とは、
・食べ方の改善
・充分な休息
・適切な睡眠
だそうです。


食生活の見直しは

とても大切



特に食生活の見直しはとても大切のようで、
それぞれの症状や病気によって
食べ合わせや食べ方を変えていくそう。

たとえば、1回の食事につき1種類の食物だけ食べる、
調理したものと生野菜は一緒に食べない、
果物を薬として摂る、
塩をいっさい摂らない、
断食をする……などなど。
内容も人工的なもの(サプリメントなど)を用いず、
自然にあるものだけを食べていきます。
消化器系に負担をかけないようにして
消化力を回復させ、
健康を取り戻していくという考え方です。

そのほかに、泥パック、日光浴、
手や足など部分浴、蒸し風呂などの治療法も。
どれも身の回りにある自然のもの……
つまり自然の摂理に従って
存在しているものを使って行います。

食生活の見直しも含め、
どの療法も体をいたわり、
崩れたバランスを調和的に戻すよう働きかけ、
自己治癒力をあげていくことが目的です。


お金をかけず

自分で自分を治す



ところで、この自然のものを使うというのは
ナチュロパシーの基本的な考え方ですが、
同時に、経済的にも豊かではない人にも有効
という大きな特徴にもなっています。

インドの医学というとアーユルヴェーダが有名ですが、
ナチュロパシーは身の回りにあるものを使い、
自分で自分を治癒していくことができるという点で、
より経済的な負担が少なくてすむそうです。
(もちろん、ナチュロパシーも
専門家の診断や指導が必要であり、
また重度の症状のある人は
ナチュロパシーのアシュラムで
長期間治療するようなので、
いくらかの費用もかかると思います。)

ちなみに、ナチュロパシーはドイツ人医師が提唱したもので、
1940年代にマハトマ・ガンジーがインドに取り入れたそうです。
本来ある自然の摂理に還っていく/従っていくという点に、
ヨーガと共通するところがあるようです。

わたしは、人間(生命)の成り立ちや、
健康についてのアーユルヴェーダの考え方に
興味をもっていますが、
ナチュロパシーの考え方にもとても惹かれました。
今回の講座はわずか2時間ほどだったので、
さわりのさわりくらいでしたが、
もっと知りたいと思いました。

自然の摂理に還っていく……。
そうつぶやくだけで、
なんだか心から安らぐ気がします。

ではでは!


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