神代植物園では、まだバラが美しく咲いていました。
明治神宮では、花菖蒲が見頃を迎えて。
花は、心を明るく浮き立たせて、
毎日を楽しく過ごす活力を与えてくれますね!
もっとも大切にしたい
アーサナとは?
さて、4月下旬に書きっぱなしだった
アーサナについての続きを書きたいと思います。
14世紀ごろに編纂されたハタ・ヨーガの教科書
『ハタ・プラディーピカー』では、
修練用のアーサナの中でも
最重要とされているものがあります。
それはなんでしょう??
答えは「パスチマッターナ・アーサナ」。
いわゆる前屈です。
『ハタ・プラディーピカー』では
「両足を床の上に杖のように伸ばして、
額を膝頭の先に置き、
つま先を手でつかむこと」としています。
このパスチマッターナ・アーサナは、
消化力と生殖力を高める効果があるそうです。
消化が良好だと、栄養が全身にまわり、
毒素になる老廃物は迅速に排出されますものね。
肉体が健康になります。
体の調子がいいと、心も安定して、
やる気も出ますよね。
また、生殖力を高めることは
人生の活力、創造力を高めることにつながるそう。
上記のような効果があることから、
『ハタ・プラディーピカー』では、
「無病息災をもたらす」アーサナとされています。
コブラのポーズも
オススメ
ほかに「ブージャンガ・アーサナ」も
同じような効果があるアーサナとか。
いわゆるコブラのポーズです。
『ハタ・プラディーピカー』では
「つま先からヘソまでが床に接し、両手を床につけ、
頭部を蛇のように持ち上がる」としています。
やはり、消化力を促進、
生殖力を調整して最適に働くようにするとのこと。
毎日練習したほうがいいと、オススメされています。
どうやら、ハタ・ヨーガでは、
心身の健康をもたらす重要なトピックは
「消化力」と「生殖力」のようです。
消化力を良好に保つためには
アーサナの練習を毎日行うことはもちろん、
食事に注意をはらうことが大切だとか。
生殖力については、むやみ高めるのではなく、
適切に働くようにして、
活力を生み出すことがポイントのよう。
そうすることで、
健全な心をもって人生を送っていけるようになる、
というわけです。
もちろん、ヨーガの教典『ヨーガ・スートラ』に
「落ち着いて、無理のない姿勢がアーサナ」とあるように、
パスチマッターナ・アーサナも
ブージャンガ・アーサナも
決して無理に曲げたり伸ばしたりせず、
気持ちよいところで一定時間保つことが
大前提と言えます。
アーサナの練習を続けると
素敵なことが起こる
そうして、コツコツとアーサナの実習を続けていくと、
すばらしい恩恵がもたらされるよう。
『ハタ・プラディーピカー』によると、
アーサナの実習がもたらすものとして、
次のことが挙げられています。
1)スティリヤン
心身が安定して落ち着き、それによって自信が高まってくる
2)アロギャ
病気がなくなる=健康を得る
3)アンガラーバラン
体が軽くなる。体が妨げとならなくなる
素敵な恩恵です!
ただし、このような効果を期待しすぎるのでなく、
淡々と行うほうがよいようです。
古代からヨガ行者たちが
いろいろと研鑽して積み重ねてきた知恵……
すばらしいです。
ではまたー!
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