おもしろい形ですよね。
実は、これ、お灸です。
「せんねん灸」という商品。
初心者でも簡単にできるセルフお灸です。
ほぼ毎日すえています。
台座のシールをはがして、肌の上のツボのあたりに貼りつけて、
火をつけるだけ。
あとは、お灸の心地よい熱を感じながら、くつろぎます。
ほんの2、3分くらいの間です。
終わったあとは、体がポカポカ。緩んだなーという感じ。
これが、なかなか心地よくて、お灸にもう病みつきです(笑)。
寝る前にすえると、いい感じで眠りにつけます。
講座を受けたころは、寝つきがよくなかったり、
朝すっきり起きられなかったり、
日中も「なんとなくだるいな」と感じる日があって
困っていたのですが、今はかなり改善しました。
「せんねん灸」は本当に簡単にできるのですが、
やはり最初は専門家による講座を受けたほうが安心かも
(「ていねいに、」の講座はわかりやすく、
アットホームな少人数なので、オススメです)。
お灸に触発されてか、しばらくお休みしていた
アロマセラピーも生活に取り入れはじめました。
精油をディフューザーで香らせたり、
キャリアオイルで希釈してマッサージしたり。
香りによって元気になったり、落ち着いたりするんです。
穏やかに効いてきて、
気がつくと不調がなくなっていて、
毎日元気に過ごしている。
そんな自分にうれしくなる。
こういうところが、
自然な療法のステキなところだなって思っています。
体をコントロールしようと
しないで
さて今日は、前回に引き続き、
「アシュタンガ・ヨーガ」の第3段階「アーサナ」について
書いていきますね。
前回は、『ヨーガ・スートラ』第2章46節の
「スティラ スッカム(スッカ) アーサム(アーサナ)」
(落ち着いて、無理のない姿勢がアーサナである)
についてでしたが、
今日は、その続きの47節について考えてみたいと思います。
☆『ヨーガ・スートラ』第2章47節
「プラヤットナ シャイテーリア アナンタ サマーパッティビャン」
(努力を緩め、無限なものを心に写す)
・プラヤットナ=努力、緊張、強制
・シャイテーリア=緩める、放棄する、解除する
・アナンタ=限界のないもの
・サマーパッティ=融合する、同一化する
・ビャン=サンスクリット語の接尾辞。英語でいうと「with」
この47節は、アーサナの練習法について言っています。
アーサナをしようと動いていって、
体が安定して、心地よさを感じるポジション(46節ですね)を
見つけたら、そこで動きを止めます。
そのあとは、
「もうそれ以上がんばるのをやめて、
頭を空っぽにしなさい」ということらしいです。
ポーズを完成形に近づけようとしたり、もっと刺激を求めて、
曲げたり、伸ばしたりなどしようとしない=努力を緩める、
最小の努力でアーサナを保っていく。
そうすることで、体を支配しようとする意識を外していき、
心を体に干渉させないようにする=無限なものを心に写す。
もっと「体を支配しようとする意識を外す」ためには、
体の内側に起こっている感覚に集中するのがいいようです。
そうすると、心身がリラックスしていきます。
心身の落ち着きを感じたら、今度は自分の呼吸に集中します。
呼吸が自然にゆっくり穏やかになるのが感じられるでしょう。
その変化を観察していくうちに、心と体が一致していきます。
さらにリラックスが深まります。
これが「無限なものを心に写した」状態なのでしょうね。
ちなみに、この47節には、
大脳の働き(=体を支配しようとする意識)を抑えることで、
小脳の機能を活性化していく、
という意味も含まれているとのこと。
大脳は考えたり、感じたり、記憶したり、
言葉を話したりする能力を司るところ。
思考や理性、感覚の領域です。
小脳は運動機能を司るといわれていますが、
最近の研究では情動をコントロールしたり、
高度な認識能力を司る働きがあるのではないか、とも。
小脳には人間の未知の能力が潜んでいそうです。
そこの働きを最大化していこう、というのですね。
まとめますと、
無理せず行えて、心地よく落ち着く姿勢がアーサナで(46節)、
その姿勢に落ち着いたら、
それ以上がんばらず、自然な呼吸を感じて、頭を空にして、
リラックスしていく(47節)。
これがアーサナの練習法だ、と、
『ヨーガ・スートラ』は言っているようです。
この47節には、もう少し続きがあります。
それは、また次回に。
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