2019年7月18日木曜日

自律神経を整えるコツは「人とあまり関わらない」& 8月 西荻窪 朝ヨーガ 日程


ボク(猫でーす)とは、いっぱい関わって♡

「仲間」は実は
あなたの自律神経を乱す?


先日、小林弘幸さんというお医者さんの著書
『自律神経が整えば休まなくても絶好調』を
読みました。

この本によると、自律神経を整えるためには
上手に休むことが効果的だそう。
休日にゴロゴロするとか寝だめするとかでは
休んだことにならず、
上手に休息をとるにはコツがあるとのこと。
同書では、そのコツがいろいろ紹介されているのですが、
そのひとつにちょっとハッとさせられたのです。

そのコツとは、「つるまない」。
つまり「人とあまり関わるな」ということらしい。
(全然ではなく、必要以上に関わらない、ということかしら。)

著者の小林先生は、同書の中で
「つるむことによって、余計な人間関係のストレスを
増やしてしまうからです。」
「誰かとつるんでいるとき、その人は
『自分と同じようなレベルの仲間がほしい』と考えます。
そして、そのレベルよりも低い人間を見下し、
高い人間を引きずり下ろそうとします。」
「ジェラシーや怒り、妬み、嫉みという感情が
自律神経をひどく乱す原因になることは
私の実験でもわかっています。」
「最初から『仲間がほしい』などと考えないことです。」
と書いています。

ただし、この本の対象は主にビジネスパーソンらしく、
小林先生は前提として、
「仕事場においては誰ともつるまないのがいいと思っています」
とも書いています。
でも、「仲間」という関係性が生まれるのは
仕事場に限ったことではないので、
上記の文章はほかの場面にも当てはまりそうです。

自分からは話さない。
これもコツ


ほかにも「わざわざ余計なことを言わない」もコツ、と。
余計なこととは、主に社交辞令のことのようです。
小林先生は仕事関係者との飲食の席では
「話を振られたら気持ちよく対応します。
しかし、自分から話の口火は切りません。」
「余計なことを言ってしまう可能性があるからです。」
「なにかやらなければならないことが発生するのは、
誰かがそれに関しての口火を切るからです。」
「『余計なことを言う」=『余計なことをしなくてはならなくなる』
=『ストレスが増える』」とも。

これらを読んで、思わず「ほへーっ!」と
(心の中で)うなりました。
「絆が大事」とか「人はひとりでは生きられない」
という価値観がわたしの中でも「正しい」と浸透していたので、
目を開かされた感じがしたのです。

でも、よく考えれば、ストレスのほとんどは
人間関係から生まれるわけだし、
そのストレスが自律神経を乱すのなら、
自律神経を整えるためには人と関わらないようにするのが
早道なのは当たり前と言えます。

ヨーガ修行の心得とも
共通点が


わたしが「ほへーっ!」とうなった理由は、もうひとつあります。
今、オンラインでヨーガの勉強をしていますが、
先日、ハタ・ヨーガのいくつかの文献から
「ヨーガ修行の前提条件」
(ヨーガを修行をはじめるにあたって、やるべきこと、避けるべきこと)
を学んだのです。

その中で必ず挙がっていたのが、
「人とあまり関わらない」ことでした。

「社交を避ける」「友情も敵意もなるべく避ける」
「名誉、称賛を求めない」「しゃべり過ぎない」
「他者に期待しない」……など表現は様々ですが。

ヨーガの文献と同じことを言っている! ということで、
小林先生の本に「ほへーっ!」となったわけです。

ヨーガ文献が、なぜ「人との関わりを避けよ」
と言っているかというと、
人と関わることで自分の中にネガティブな感情
(妬み、僻み、傲慢、自己嫌悪……などなど)が生まれ、
それにとらわれることで、ヨーガの修行に注ぐエネルギーが
削がれてしまう、からのよう。
また、人と関わると俗世のいろいろな用事ができ、
ヨーガの修行にあてる時間がなくなってしまうから
というのもある……。

ヨーガ修行の最終目的は「カイヴァリヤ」
(=解脱)に行き着くこと。
その時、人は最も高い人格、
心身の絶対的平安の境地にまで高まっているとのこと。
どうやら、最高の進化を遂げることと、
自律神経を整えることは密接に繋がっていると言えそうですね。
(もっとも、ヨーガの修行とは「自律神経を整える」どころではなく、
「自律神経を自在にコントロールする」ことを目指すようなのですが……。)

でも、忘れてはいけない
こともある


小林先生の本ではまた「感謝を忘れない」ことも
コツのひとつとして挙げられています。
親や、日ごろから自分を支えてくれたり応援してくれる人たちへの感謝。
うれしいことがあったら、それを与えてくれた人にも感謝。

ということは、すべての人をきらって、なるべく避けろ、
ということではない。
ネガティブな感情を生みそうなシチュエーションを避ける、
ということなのですね。

ヨーガ修行の場合は、何をおいても「修行を最優先にすべし」なため、
もっとストイックに人を避けることを勧めていると思いますので、
そこらへんは「同じ」とは言えなさそうです。
(ヨーガ修行は、最終的には、山奥の洞窟に閉じこもって
瞑想することが理想のようです。
そうでもしなければ、なかなか解脱にまでは行き着かないのかも。)

同時期に、ふたつの方向から、
人間関係について考える機会を与えられました。
俗世の街中に生きる身で、
ことさら強い意志の力を持たないわたしですが、
自律神経は整えたいし、
解脱に少しばかりでも近づきたい。

意識してひとりの時間を持つこと、
ひとりでいることに引け目を持たないこと、
口数を少なくする、
から実践しようか、と思っています。

小林先生の本には、ほかに「こまめに水を飲む」
「お皿を洗う」などの自律神経を整えるコツが紹介されていて、
興味深かったです。
気軽にはじめられそうなことばかりで、やる気がわいてきます。
読むだけで自律神経が整うかも?

ヨーガ修行の前提条件もほかにいろいろあり、これも面白いです。
ヨーガの修行をしなくても、安定した心で生きる参考になりそう。
別の機会でまた触れたいなぁ。

2019年8月の西荻窪 朝ヨーガ

日程が決まりました


自律神経を整えるには、
もちろんポーズと呼吸法も効果的でーす。


☆西荻窪 日曜朝ヨーガ

◎2019年8月の日程

    8月4日(日)
 午前9時30分〜午前11時

*開始時間が変更になりました! 30分早まり、9:30からです。

〈場所〉
東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分

〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき

〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
お名前 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)


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