2016年12月19日月曜日

アーサナを続けていくと、どう変わる?


とある夜、東京・六本木のけやき坂での一コマ。
思わず足を止めずにはいられない、
まばゆさ、華やかさ。
まるで映画みたいな光景……。

でも……、木々たちは熱くて困っていないのかな。
それに、これらの電力が東電によるものだとしたら……。

「人工の美」でも、美しいものは
やはり美しいと感じるし、心を動かされます。
テクノロジー/文明の恩恵を楽しむことは
決して悪いことではないと思います。
でも、その恩恵という光の影にある闇も
気にかかってしかたない夜でした。

アーサナの目的は

「メリハリ」のある生活


さて!
人間の進化を目指す8つの段階「アシュタンガ・ヨーガ」。


☆アシュタンガ・ヨーガ
1) ヤマ
2) ニヤマ
3) アーサナ
4) プラーナヤーマ
5) プラチャハーラ
6) ダーラナ
7) ディヤーマ
8) サマーディ


第1&第2段階の「ヤマ」「ニヤマ」について考えてきて、
お次は第3段階の「アーサナ」です。

アーサナ/Asana は
サンスクリット語の「座る」に
由来する言葉と言われています。
一般的には「ポーズ」と
同じ意味として使われることが多いですよね。

具体的な内容としては、
体をいろいろ動かして、ある形(ポーズ)をつくり、
肉体をわざと緊張させます。
しばらく緊張させ続け、そののち解除して、しばらく緩める。
そして、また緊張させる……と繰り返していきます。
この緊張と弛緩を繰り返すことで、
筋肉の神経が適切に働くようになるそうです。
ざっくり言うと、普段は適度にリラックスしているけれど、
必要な時には素早く反応して、的確に動ける、
という状態になるらしいです。
行動するときはテキパキ、終われば、さっとリラックス……
と、切り替えが早い感じ。
常日頃リラックスしていれば、
無駄に体力や気力(神経)を消耗することがないので、
ここぞ! という時に、パワー全開で動けそうですよね。
で、疲れたら、また素早くリラックス状態に戻り、パワーを充電する。
メリハリのある、心地よい毎日を送れそうですよね。

また、緊張と弛緩を繰り返し感じていくことで、
体の内部で起こっている感覚も
繊細に感じられるようになっていくようです。
感覚を司る神経の働きが活性化するというか。

このように、運動と感覚を司る神経をトレーニングすることが、
アーサナの目的のひとつです。

ここぞ!の時に

パワー全開するために


おそらく、神経のトレーニングを重ねていくと、
外側からの刺激によって肉体に起こる感覚を
自由自在にコントロールできるように
なるのではないかと思います。
たとえば、寒い、痛いといった感覚を感じないようにできる、など。

なぜこのような状態を目指すのかというと、
アシュタンガ・ヨーガの次の段階である
プラナヤーマ以降を行う際、
ずっと安定して座っていられるようにするためだそうです。
(アーサナには、長めに筋肉の緊張状態を保つ
=長めのストレッチをして、
体の奥にある深層筋を鍛えるという目的もありますが、
これも安定して座っていられるように、
肉体を整えているのだそうです。)

寒い、痛いなどの感覚を自分で制御できれば、
確かに、いつまでも座って瞑想していられそう。
すると、心はとても沈静化して、
絶対的な平安=サマーディに近づけそうですよね。
(ただ、アーサナの練習だけでは、ここまでには至らないようです。
アシュタンガ・ヨーガのアーサナ以降の段階を経る必要がありそうです。
……ここらへんについては、まだまだ勉強途中なのですが。)

サマーディに特に興味がなくとも、
いつもリラックスして快適に過ごせて、
必要な時にパワー全開できる人生は魅力的ですよねー!
アーサナを続けていくことで、そうなれるとしたらステキです。

次回は、より具体的に、アーサナについて迫ってみたいと思います。


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