時折、風にのって桜吹雪が舞っています。
毎年見ているのですが、
やはり見るたびに、その美しさに心が震えます。
自然は、そこかしこで奇跡的な感動を与えてくれますね。
さて、今春も、相模原のおじさんの畑で、
種まきをすることに!
土作りは終わり、準備はすっかり整いました
(写真は、準備万端の畑)。
前回も書きましたが、
『マーマーマガジン フォーメン』vol.3のお仕事で
『都市を滅ぼせ』(中島正/著 双葉社/刊)を
読んでからというもの(ちなみに『フォーメン』は
無事に校了を迎えました。4月27日発売です)、
ますます「耕し熱」は熱くなるばかり。
来週早々に、いろいろな種を蒔く予定です。
たのしみ!
☆
今日は久しぶりにヨーガのことを書きたいと思います。
唐突ですが、
ヨーガのアーサナは何種類あると思いますか?
なんと、伝統的なハタ・ヨーガの場合は
「840万種類」ということです。
なんでも「(地球上の)生き物の数だけある」
「シヴァ神がそうお定めなった」とか言われているそう。
でも、実際に840万あるというより、
伝説という感じだと思います。
そして、その中で人類に有益とされているのが
84種類。ぐっと減りましたね。
14世紀ごろに編纂されたハタ・ヨーガの教科書
『ハタ・プラディーピカー』では、
さらに厳選されて15種類が取り上げられています。
さらに、これらのアーサナについて、
近代科学の視点でヨーガを研究した
スワーミー・クヴァラヤーナンダは
以下の3分野に分けました。
1)瞑想用アーサナ
2)修練用(トレーニング)アーサナ
3)弛緩用(リラクセーション)アーサナ
そのうちの1)瞑想用アーサナは、
たとえば「パドマ・アーサナ」(蓮華座)、
「ヴァジュラ・アーサナ」(正座)など。
そう、どれも座り方、なんです。
最初に聞いた時は、座り方もアーサナなんだー、と、
ちょっと驚きました。
(サンスクリット語の「アーサナ」の語源には
「座る」という意味もあるということなので、
当然といえば当然なのでしょうね)
どれも頭と首、胴体をまっすぐにして、
安定して快適に座り、一定時間(数時間の場合も)保持します。
つまり、このアーサナ=座り方で瞑想をして、
心身を鎮静化するのですね。
2)修練用(トレーニング)アーサナは、
静かにゆっくりストレッチをして、
筋肉のバランスを整えるというもの。
(必要でない時は適度に緩み、
必要な時や場所では素早く、的確に動くという状態にする)
背筋と背髄筋を強化して、脊柱を柔軟にしたり、
内臓を刺激して活性化するという目的も。
1)の瞑想用アーサナを長時間保っていられるように、
肉体をよい状態にしていくというのが主な目的です。
一般的に「アーサナ=ポーズ」というと、
この修練用アーサナのイメージが強いのではないかと思います。
これら修練用アーサナの中でも、
特に「最重要!」
また「毎日行うべし!」と、
古代から言われているものがあります。
さて、それはなんでしょう??
答えは次回に書きますね(笑)。
ではでは、よい春の1日をお過ごしくださいませ。
上の写真は、農業初心者(わたしも同様ですが)の妹が
あぶなっかしく鍬を振るうの図。
横で、おじさんが心配そう。
一緒に相模原の畑で「直耕の民」修行中です。
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