猫に野性を
感じる時
2匹の猫と暮らすようになってから、
「野性」について考えることが増えました。
猫は、ぬいぐるみのようなかわいらしい風貌
だったり(猫好きにとっては特に)、
人間の身近にいる存在ということから、
つい忘れがちなのですが、野性溢れる動物なのですよね。
たとえば、窓の外の鳥を狙っている時のギラギラとした目の輝き、
引っ掻かれた時の痛みで思い知る爪の鋭さ、
大あくびした時に垣間見る尖った牙……、
それらを目撃するたびに、「野性」を感じて、
思わずドキドキする……と言うか、
畏怖の念を感じます。
彼らは、とてもかわいらしい表情や行動を見せてくれて、
わたしという人間に安らぎを与えてくれるし、愛情を抱かせる。
家族であり、友である……とすら思える。
その一面で、猫たちの野性を目の当たりにした時、
わたしという人間には、とうてい彼らを理解することは
できないように思える。
ましてや、彼らを家族と思う……彼らと同類だと思うことなんて、
おこがましいことのようにすら思える。
彼らを家の中に閉じ込め、狭い空間の中で生きることを
強いていることは、とても身勝手なことだと思ったりもする。
……こうした感情は、理屈でなく、わたしの中に自然とわきおこってくる。
(むろん、敵がいない家の中で安全に暮らし、
人間から餌をもらうことに慣れた猫たちを今さら外に解き放すことは、
もっと身勝手なことだとも、わかっているけれど。)
荒れ狂う台風を前に
思うこと
これと同じ思いがこみあげてきたのは、
荒れ狂う台風の光景に接した時。
わたしという人間には、猫の野性と同様、
自然を本当の意味で理解することができるのだろうか。
理解できない、ましてや飼いならす(コントロールする)ことなど、
とうていできないと肝に銘じて、
でも通じ合える瞬間があることを願いながら、
共に生きようと努力すること。
それがわたしに唯一できることかな、と思います。
うまく言葉にできないけれど、最近、野性=自然に関して、思うことです。
ところで、今しているヨーガの勉強は、
先人たちが人間の心と体について研究を積み重ね、
編み出した、人間を進化させる方法について。
人間の本能の部分をできる限りコントロールしていった末に、
より高度な人格をもった存在になれる、というもの
(と、今のわたしは理解しています)。
人間の本能もまた野性ですよね。
その野性をどれだけコントロールできるものなのか……。
ヨーガの勉強を極めていくと、それがわかるのでしょうか。
2019年11月の西荻窪 朝ヨーガ
日程が決まりました
冬将軍がやってくる!
血行をよくして、からだの内側からポカポカになって、
快適に過ごしましょう。
血行をよくして、からだの内側からポカポカになって、
快適に過ごしましょう。
☆西荻窪 日曜朝ヨーガ
◎2019年11月の日程
◎2019年11月の日程
11月3日(日)
午前10時〜午前11時30分
*開始時間がまた変更になりました! 30分遅くなり、10時からです。午前10時〜午前11時30分
〈場所〉
(東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分)
〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき
〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
1 お名前 2 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)