先日、久しぶりに長野・穂高養生園での
ヨーガワークショップ合宿に参加してきました。
インドとタイに拠点を置く、ヨーガ研究者の
相方ひろし先生&ひで子先生主催です。
森の中の木のホールでのアーサナやプラーナヤーマは
気持ちよかったなぁ。
鳥の声を聞きながらだと、レクチャーの内容も
素直に頭の中に入ってくる感じでした。
人の心は、
もともとネガティブなもの
今回もいろいろ学びが多かったです。
たとえば、人間の心は、もともとネガティブな方向に向かう
性質を持っている、ということ。
そう、何かをする時に「どうせうまくいきっこない」と怖くなったり、
幸せそうな人を見ると「不幸になればいい」と思ったりする、
あのダークな心。
それはあたかもコンピュータの初期不良のようなもので、
心がそう動くのは、ごく自然なことなのだとか。
なぜかといえば、そうすることで
心は自分(自我)を守っているのだそう。
恐れを抱くことで、未来にやってくるかもしれない衝撃に備えたり、
人を貶めることで自分の価値が低くなるのを食い止めようとしたり……。
ヨーガでは、人間の心は本来そういうものだということを
理解したうえで、意識して逆の方向に考えていきます。
「うまくいかない」→「大丈夫」、
「不幸になれ」→「よかったね」。
ネガティブな思いが湧いたら、繰り返し、繰り返し。
根気強く行うトレーニングです。
(もちろん、それだけでなく、
アシュターンガ・ヨーガを実践するなどして、
生活習慣や身辺の環境、食生活を整えたり、体を健康にしたり、
神経系を鍛えることも同時にしていきます。)
こうして自分の初期化→最適化を繰り返していくことで、
やがて心は落ち着いて、葛藤のない状態になり、
いつも幸せかつ平安な境地に至るという……。
「わたしがいけない」ではなく、
心が自然な動きをしているだけ
ヨーガのゴールである高い境地を目指すこととは違う次元ですが、
心のもともとの性質を「知っている」ことは
人生を少しラクにする気がします。
そう思うわたしがいけない、のではなく、
心が自然な動きをしているだけ、と考える。
(もっといえば、ヨーガでは、「心」も
肉体と同じようにひとつの機能/器官と考えて、
心と「本来のわたし」を切り離して見ます。
本来のわたしは、心や肉体の動きを
「ただ見ている」存在と考えます。
ここらへんになると哲学的かつ、
ヒンドゥー教の要素を帯びてきますね。)
そして、わたしはその心の動きを軌道修正することもできる。
時間はかかるけれど、根気強く励めば、やがて平安な境地が待っている。
そう思うと、なんだかほっとします。
それにしても、勉強すればするほど、
ヨーガ哲学の人間への鋭い洞察には驚かされます。
そのヨーガがゴールと定める「カイヴァリヤ」
(絶対的自由の境地)って、どんな感じなんだろうー!
2019年7月の西荻窪 朝ヨーガ
日程が決まりました
体調がいいと、ネガティブな心の軌道修正も
ラクにできるらしいです。
ラクにできるらしいです。
まずはポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラーナヤーマ)で
体と神経系を整えるところからはじめませんかー?
体と神経系を整えるところからはじめませんかー?
☆西荻窪 日曜朝ヨーガ
◎2019年6月の日程
6月2日(日) 終了しました
6月30日(日) 募集中です!
午前9時30分〜午前11時
◎2019年7月の日程
*開始時間が変更になりました! 30分早まり、9:30からです。
◎2019年6月の日程
6月30日(日) 募集中です!
午前9時30分〜午前11時
◎2019年7月の日程
7月7日(日)
午前9時30分〜午前11時
午前9時30分〜午前11時
〈場所〉
(東京都杉並区西荻南 1-18-11 JR西荻窪駅徒歩5分)
〈料金〉
1回90分/2000円(税込)
*レッスン後のお茶つき
〈ご予約〉
下記を本文にお書き添えのうえ、メールをお送りください。
1 お名前 2 電話番号
お問い合わせ・お申し込み:makiki0225@gmail.com (梶野真紀)